トラピッチェエメラルド
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トラピッチェエメラルド
トラピッチェエメラルドとは
スペイン語で『砂糖きびの絞り機』の言葉を意味する「トラピッチェ」の名を持つ、トラピッチェエメラルドは、歯車に似た放射状の結晶形を示す、大変稀少なエメラルドです。
1964年に発見されて以来、コロンビアに限定される原石産出の中でも、ごく僅かに原石が得られる程度で、 さらに宝石として研磨される結晶はさらに数が少なくなります。鉱山現地で、内密にコレクターへの売買が行われたという話が残っているほどです。このエメラルドは、中心部分から放射線状に6個のエメラルド結晶が伸びていると想像されるのですが、 今もトラピッチェ独特の模様が作られていく結晶の生成過程が完全に解明されておらず、人知の及ばない世界で作られた神秘の宝石です。
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